近年、来場者のスマートフォンを使用して手軽に音声解説を聞けるスマホ音声ガイドの導入を検討する会社が増加しています。
スマホ音声ガイドはスマホを持っていれば誰でも気軽に解説を再生できるため、博物館や美術館に限らずイベント会場やモデルルームなど幅広いジャンルの施設で導入効果が期待できると注目が集まっています。
そんな便利なスマホ音声ガイドには、主にアプリタイプとブラウザタイプの2種類が存在します。
- ブラウザタイプ:操作が簡単でコストが安い
- アプリタイプ:様々な機能を搭載できる
この記事では、ブラウザタイプの音声ガイドの特徴やアプリタイプとの違い・選び方を詳しく解説。
この記事を読めば、ブラウザタイプの音声ガイドの全てが分かります。
スマホ音声ガイドの導入でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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ブラウザタイプの音声ガイドの5つの特徴
まずはブラウザタイプの音声ガイドの5つの特徴やアプリタイプとの違いについて解説します。
運営費や維持費をカットできる
ブラウザタイプに限らずスマホ音声ガイドの最大の特徴は、音声ガイド機器と比べて運営費や維持費がかからないことです。
従来の音声ガイド機器は、以下のような多くのコストや手間が発生していました。
- 使用済み音声機器の消毒など衛生管理の人件費
- 専用端末の購入費(レンタル費)
- 専用端末のメンテナンス費用
- 受け渡しを行うための人件費
しかしスマホ音声ガイドは専用機器を用意する必要がないため、上記の費用や手間を全てカットできます。
またブラウザタイプの音声ガイドはアプリタイプと比べて、OSのアップデートなどのメンテナンス費用が必要ないとのメリットがあります。
アプリの場合はiOSやAndroidなどOSごとに制作が必要な上、OSのバージョンがアップデートするとアプリを開けなくなってしまいます。
特にアップデートの費用はかなり高額になることが多く、アプリタイプの音声ガイドは一度の制作で何年も使い続けることが難しくなっています。
一方ブラウザを使用した場合はアップデートは必要ないため、高額なメンテナンス費用が発生しません。
若い世代の人や外国人に訴求できる
自分が毎日使用しているスマートフォンを使用して簡単に解説を聞くことができるスマホ音声ガイドは、若い世代の人や外国人に訴求できるとのメリットも存在します。
ブラウザタイプは専用アプリをダウンロードする必要もないため、ダウンロード時の通信費を気にする必要もありません。
またブラウザタイプの音声ガイドはQRコードなどを読み込むだけで簡単に操作できるため、外国人観光客対策としても役立ちます。
今まで音声ガイド機器を借りるのは面倒だと思っていた人や、借りる方法が分からなかった人にも気軽に試してもらうことができます。
非接触で解説を聞いてもらえる
来場者のスマホをそのまま使用するスマホ音声ガイドは、「音声ガイド機器は衛生面が気になる」と考えていた方にもぴったりです。
スマホ音声ガイドを導入すれば、今まで音声ガイドのレンタルをためらっていた人にも気軽に解説を楽しんでもらうことができます。
特に現在は新型コロナウイルスの流行により、今まで以上に衛生面を気にしている方は多いです。
施設側も除菌などの手間を省くことができるため、スマホ音声ガイドの導入は双方にメリットがあると言えるでしょう。
QRコードを読み込むだけで簡単に再生できる
ブラウザタイプのスマホ音声ガイドは、アプリタイプと比べて再生方法が簡単とのメリットがあります。
アプリタイプの音声ガイドは解説を聞くためにわざわざ専用アプリをダウンロードする必要がありますが、ブラウザタイプは専用ページを開くだけの簡単な操作で解説を再生できます。
アプリのダウンロードには多くの通信費が発生するため、フリーWi-Fiがない施設では来場者にとって大きな負担となります。
QRコードの読み込みなど簡単な操作で解説を再生できるブラウザタイプは、日本語が分からない外国人やスマホを使い慣れない人にも操作しやすく、より多くの人に解説を楽んでもらうことに繋がります。
アンケートに回答してもらいやすくなる
スマホ音声ガイドは、従来の音声ガイド機器では導入できなかった「アンケート機能」などスマホならではの機能を追加することができます。
特にブラウザタイプの音声ガイドは、音声の再生ページにフォームを記載することで、よりアンケートに回答してもらいやすくなります。
またオンラインでのアンケートは従来の紙のアンケートよりも集計しやすく、来場者の傾向や意見をすぐに会場に反映できるとのメリットがあります。
アクセス解析が可能
スマホ音声ガイドではアンケート機能のほかに、展示を見た順番や各音声ごとの閲覧時間などを把握できるアクセス解析機能の導入も可能です。
アクセス解析を行うと人気のある展示物や来場者の傾向などを正確に把握できるため、アンケートよりも簡単に情報を収集できます。
アンケート機能と合わせてアクセス解析を行えば、来場者の意見を展示に反映させることに大きく役立つと言えます。
ブラウザタイプの音声ガイドを選ぶときの3つのポイント
ここまで、ブラウザタイプの音声ガイドの特徴やアプリタイプとの違いについてご紹介しました。
しか、ブラウザタイプの音声ガイドを導入したいと思っても、「どの種類を選んで良いか分からない」とお悩みの方も多いと思います。
ここでは、ブラウザタイプの音声ガイドを選ぶときに注目したい3つのポイントをご紹介します。
音声の種類
音声ガイド選びでまず注目したいポイントは、解説を読み上げる音声の種類についてです。
制作費が安価な音声ガイドは、AIを使用した人工音声を提供しているものが多い傾向にあります。
解説を読み上げる音声から感じられるイメージは、会場の雰囲気に大きく影響します。
例えば静かな場所であれば落ち着いた雰囲気のナレーター・テーマパークのような楽しい場所では明るい印象のナレーターなど、その施設に合った話し方をするナレーターの選択が重要です。
迷ったらデモ音声の再生を依頼して、イメージを確認してみるとよいでしょう。
対応言語数
スマホ音声ガイドは、外国人観光客対策として導入されることも多いです。
「とりあえず英語の音声が導入されていれば良いのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、来場者の傾向によっては中国語や韓国語など、ほかの言語のガイドを追加した方がよい場合もあります。
制作してから後悔しないように、事前に対応可能な言語数についても確認しておくことをおすすめします。
オプションやデザインの種類
スマホ音声ガイドは、制作会社によって複数のオプションを選択できることがあります。
例えばMUSEUM Guideでは、外部からのアクセスを制限する機能や、ワンタイムQRコードにより1人1アクセスに限定する機能などを搭載できます。
またページのデザイン面も重要なポイントの1つです。
価格面や音声のクオリティであまり差がない場合は、オプションやページのデザイン面に注目してみると良いでしょう。
ブラウザタイプの音声ガイド比較
最後に、A社・B社・C社・MUSEUM Guideの4つのブラウザタイプの音声ガイドを簡単に比較してみます。
それぞれの違いに注目してみてください。
以下の表は、4社の音声ガイドの機能を比較したものです。
MUSEUM Guide | A社 | B社 | C社 | |
QRコード | ○ | ○ | ○ | ○ |
対応言語 | 5ヶ国語 (日中英韓仏) ※その他言語にも対応可能 | 4ヶ国語 (日中英韓) | ○ | 4ヶ国語 (日中英韓) |
音声の種類 | ナレーター ( 50人以上から選択可能) | 合成 | ナレーター | ナレーター |
ワンタイムQRコード <アクセス制限> | 〇 | × | × | × |
アンケート機能 | 2種類 ①音声ガイドを聴く前(必須) ②音声ガイドを聴(任意) | ○ | ○ | × |
アクセス解析 | 〇 | ○ | × | × |
主な違いは対応言語数や音声の種類、オプション機能にあることが分かります。
ブラウザタイプの音声ガイドの導入を検討する場合は、機能面や音声の種類に注目し、自社の問題解決に最適なサービスを選択することがポイントです。
ブラウザタイプの音声ガイドは導入費用が安く、手間が掛からないことがポイント
この記事では、ブラウザタイプの音声ガイドの特徴やアプリタイプとの違い、選び方のポイントなどについてご紹介しました。
ブラウザタイプの音声ガイドには主に以下のようなメリットがあり、導入費用が安価な点やメンテナンスコストがかからない点が魅力的です。
- OSのバージョンアップによるコストや管理が不要
- テキストや音声などの更新も簡単
- QRコードを読み込むだけで簡単に再生できる
- アンケートに回答してもらいやすい
- 衛生面を気にする人でも安心できる
ブラウザタイプ音声ガイドのMUSEUM Guideでは、50人以上のナレーターによる音声解説や豊富なデザインテンプレートを用意しており、月額基本料金18,000円から高品質な解説を提供できます。
なお、アプリタイプの音声ガイドについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
アプリタイプと比べて初期費用をあまりかけずに導入できることも、ブラウザタイプスマホ音声ガイドのメリットの1つです。
スマホ音声ガイドの導入は、新しい客層の呼び込みにも繋がると言えるでしょう。