音声ガイドはプロのナレーターによるナレーションが一般的ですが、ご自身で録音したデータをそのまま音声ガイドにすることも可能です。
録音データを使用した音声ガイドには、「直接伝えたい言葉や複雑な内容を伝えやすい」「制作日数を短縮できる」などの様々なメリットが存在します。
この記事では、録音データを使用した音声ガイドを制作する流れや、制作のメリットについて詳しく解説します。
録音データを使った音声ガイドに興味がある場合は、ぜひ最後までご一読ください。
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録音データで音声ガイドを制作する流れ
録音データで音声ガイドを制作する際は、以下の4ステップで進められることが多いです。
- ヒアリング
- テンプレートの選択(スマホ音声ガイドの場合)
- 依頼者ご自身での録音作業
- 納品
まずは、録音データを使用した音声ガイドの制作手順について簡単に紹介します。
1.ヒアリング
最初に行われる作業は、ヒアリングです。
制作会社の担当者と話し合うことで、以下のような項目について決定します。
- どのような音声ガイドを作りたいか
- 音声ガイドにするコンテンツの数は何個くらいか
- 音声は日本語のみで問題ないか
- 画像の大きさやイメージについての希望はあるか(サムネイル程度や大きめなど)
ユーザーに伝えたい内容やページ構成・イメージなどを決定する作業だと考えてください。
2.テンプレート選択
「スマホ音声ガイド」では、ヒアリングの後にテンプレートを選択できます。
スマホ音声ガイドとは、専用機器を使用せずに、ユーザーの持つ個人のスマホで音声解説を再生できる音声ガイドのことです。
2次元コードの読み込み等で再生できる「ブラウザタイプ」の音声ガイドを提供している制作会社では、テンプレートが用意されており、ユーザーに与えたいイメージにあわせたデザインを選ぶことができます。
たとえば、ブラウザタイプスマホ音声ガイド「MUSEUM Guide」では、全部で9種類のテンプレートを用意。
以下のような複数のデザインや色の中から、最もイメージに近いものを選ぶことで、音声解説を聞く人により親しみをもってもらいやすくなります。
- 1ページで複数のコンテンツを掲載できる便利なデザイン
- 年代や作家・展示テーマなどによってカテゴライズが可能な「Group」テンプレート
- 1展示品ごとにページが分かれているので画像も大きく見せることができる「Separate」テンプレート
テンプレートの実装イメージを確認したい場合は、ぜひこちらのテンプレート一覧をチェックしてみてください。
3.依頼者自身での録音作業
次に、録音作業に取り掛かります。
録音データを使用した音声ガイドの制作時には、プロのナレーターのよるナレーションではなく、依頼者自身が録音したデータを使います。
録音と言ってもレコーディングスタジオで行う必要ではなく、レコーダー機能つきのスマホやICレコーダーなどでも問題ありません。
ただし音声のクオリティをアップしたい場合は、録音の専用キットの使用をオススメします。
ちなみにブラウザタイプスマホ音声ガイドのMUSEUM Guideでは、マイク等の録音キットのレンタルサービスもあり、スマホに接続するだけで簡単に高音質の録音を行えます。
また必要に応じて録音したナレーション音声の編集も行っているため、ノイズカットやコンテンツ毎にナレーションを分割して、より聞きやすく使いやすい音声に整えることも可能です。
4.納品
録音が完了した後は、音声ガイドに使用するテキストや画像とあわせてデータを制作会社に提出します。
制作会社によるページ作成作業完了後に、納品との流れになります。
録音データで音声ガイドを制作する3つのメリット
ここまで、録音データで音声ガイドを制作する基本の流れについて解説しました。
では、自分で録音データを用意する音声ガイドには、どのようなメリットが存在するのでしょうか。
次に、録音データを使用した音声ガイドの3つのメリットについて解説します。
- 直接伝えたい言葉や複雑な内容も伝えやすい
- 制作費用を抑えられる
- 制作日数を短縮できる
直接伝えたい言葉や複雑な内容も伝えやすい
録音データを使用した音声ガイドの最大のメリットは、臨場感溢れる音声を伝えられることです。
以下のように「実際に経験しているからこそ、言葉に重みを持たせられるストーリー」は、当事者本人が直接話した方が伝わることもあります。
- 創設者が語る会社を立ち上げるまでの壮大なエピソード
- 商品が完成するまでの過程や業務で特に気をつけていること
もちろん、来場されたお客様にその都度説明できればベストですが、現実的な方法ではありません。
録音データを使用した音声ガイドを制作すれば、複雑な内容や、本人以外は説明が難しい内容もわかりやすく伝えられます。
制作費用を抑えられる
一般的な音声ガイドと比較すると制作費用を抑えられることも、録音データを使用した音声ガイドのメリットの1つです。
音声ガイドの制作時には、以下のような様々な費用が発生します。
- ナレーション費用
- 原稿制作費用
- 翻訳費用
- BGM挿入費用
しかし録音データを使用すれば、録音に関するほとんどの作業を自身で行うことになるため、ナレーションなどの収録に関連する制作費用がかかりません。
一般的な音声ガイドと比較すると、コストを抑えて制作することもできます。
制作日数を短縮できる
また録音データを使用した音声ガイドでは、原稿の制作や収録作業が必要ない分、より短い期間での制作も可能です。
音声ガイドの制作時には、数週間〜数ヶ月かかるケースもあります。
一方録音データを使用した音声ガイドでは、録音に関連する作業を行う必要がないため、その分制作日数を短縮できます。
たとえばスマホ音声ガイドのMUSEUM Guideでは、録音データを使用した音声ガイドであれば、早ければ2〜3日で音声ガイドのサイト制作が可能です。
また録音が遅くなってしまった場合でも、納品日前日の午前中までに録音データの入稿を済ませれば、予定納品日の納品が可能なケースもあります(要相談)。
慣れないと録音に手間取るかもしれませんが、音声ガイドの完成までの時間を大幅に短縮できるため、急いでいる人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
録音データを活用した音声ガイドの制作ならスマホ音声ガイドがおすすめ
もし録音データを使用した音声ガイドを制作したいと考えている場合は、スマホ音声ガイドがおすすめです。
スマホ音声ガイドは、一般的な音声ガイドに使用される専用機器が必要ないため、コストや手間の削減などの様々なメリットが存在します。
- 操作が簡単で使いやすい
- 導入コストや維持コストが低い
- 非接触での再生が可能
最後に、録音データを使用した音声ガイドに「スマホ音声ガイド」がおすすめの3つの理由を紹介します。
操作が簡単で使いやすい
スマホ音声ガイドの最大の特徴は、自分が使い慣れたスマホで音声解説を再生できるため、操作が簡単で使いやすいことです。
再生方法は、専用のアプリをダウンロードするか、2次元コードを読み込むだけ。
再生や一時停止なども簡単に操作できるため、日本語がわからないや機械の操作が苦手な方も、すぐに操作方法を理解できます。
導入コストや維持コストが低い
スマホ音声ガイドでは専用機器の用意が必要ないため、専用機器に関する様々なコストの削減も可能です。
専用機器を使用すると、主に以下のような費用や作業が発生します。
- 機器のレンタル費用
- メンテナンス費用
- 貸し出しのための人件費
- 消毒や管理作業
多くの人数の入場を見込める施設であれば良いものの、少人数を対象としている場合は、上記の費用により損失が生じてしまうかもしれません。
一方スマホ音声ガイドの場合は、上記の費用や作業は全て必要ないため、低コストでの運用が可能です。
なおコストを抑えたい場合は、スマホ音声ガイドの中でもブラウザタイプの音声ガイドが効果的です。
ブラウザタイプの音声ガイドについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
非接触での再生が可能
非接触での再生が可能な点も、スマホ音声ガイドにおける注目ポイントの1つです。
近年は感染症の流行により、「非接触」が注目を集めています。
専用機器を使用する音声ガイドであればどうしても接触は避けられませんが、スマホ音声ガイドは各自のスマホを使用するため、感染リスクの減少にも役立ちます。
また以下のような方法を取り入れれば、スタッフや社員による案内も不要です。
- 柱や壁・書類などに2次元コードを設置する
- スマホ音声ガイドの告知サインを設置する
非接触による再生が可能になれば、運営者側の負担も減少するでしょう。
音声ガイドは録音データでも制作できる
この記事では、録音データで音声ガイドを制作する手順や、メリットについて紹介します。
最後にもう一度、録音データの音声ガイドを制作する流れをまとめます。
- ヒアリング
- テンプレートの選択(スマホ音声ガイドの場合)
- 依頼者自身での録音作業
- 納品
録音データを使用した音声ガイドは、複雑な内容や直接伝えたい内容だけでなく、コストや制作期間の短縮にも役立ちます。
複雑な内容を繰り返し伝えたい場合は、ぜひ録音データを使用した音声ガイドを試してみてください。