音声ガイドを導入する方法とは?実際の手順を紹介します

美術館や博物館で多く導入されている「音声ガイド」。その導入方法について、ご存知でしょうか?
ナレーターをネットや口コミで探したり、収録できるスタジオをどうやって探せば良いのか、何を基準にスタジオは選べば良いのか、音声ガイドのシステムを一から作るとなると大変ですが、制作会社に依頼すれば簡単に希望に近い音声ガイドを安価で作ることができます。

音声ガイドを導入することで、展示品の理解を深め、施設の満足度を高めてもらうことができます。本記事では、実際に音声ガイドを導入するまでの手順を詳しくご紹介します。

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音声ガイドの特徴 

スマホで聴く音声ガイド

音声ガイドの種類は、イヤホンを利用した専用機器のほか、誰でも簡単に聞くことができるようなスマートフォンタイプも増えています。

多言語対応が簡単 

音声ガイドがあれば、多言語対応を簡単に行えます。

近年、訪日外国人が増加していますが、インバウンド対策は十分と言えない状況にあります。「訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート」によると、言語の問題で3割以上の訪日外国人が困っていることがわかります。
音声ガイドがあれば、それぞれの言語に合わせて、わかりやすい解説や案内をすることが可能です。

スマホ音声ガイド「ミュージアムガイド」は、スマートフォンで言語の自動切替やメニューが選べることができ操作が簡単です。外国語にも対応しており、ネイティブスピーカーによる解説で、訪日外国人にもしっかりと対応することができます

ミュージアムガイド」の詳しい説明はコチラ

音声を使って情報を伝えることが可能 

展示物に解説パネルで説明を掲載している場合も多いです。しかし、解説パネルではスペースが限られていることや、文字が小さくて読みにくい、などの懸念点があります。また、全てのパネルをじっくりと読んで情報を理解するのは難しい、といった状況もあるでしょう。

音声ガイドがあれば、展示内容の情報や見るべきポイントについて、わかりやすく音声で伝えることができます
展示物を見学するだけでなく、音声で情報を聞くことにより、利用者が深く展示内容について理解できます。解説パネルに掲載しきれなかった説明もできるので、利用者は新たな発見ができますし、結果満足感を高めることにも繋げられます。

人件費の削減ができる 

来場者に満足してもらうためには、来場者が知りたい情報をしっかりと伝えることが大切です。展示物を詳しく知りたいと思っても、眺めるだけで内容を理解できなければ、満足度は半減してしまうでしょう。
しかし、訪日外国人の増加に対応できるよう通訳を雇ったり、それぞれの展示物の内容に精通している案内係を配置しようとすると人件費も多くかかります。

音声ガイドでは、それぞれの言語に合わせた解説や、誰にでもわかりやすい、クオリティの高い内容の説明ができます。通訳やガイドを配置しない分、人件費の削減ができます

音声ガイドの作成手順 

音声ガイドの収録

ここからは、音声ガイドの実際の作成手順について解説していきます。

音声ガイド制作会社への問い合わせ 

導入を検討されている人は、まず音声ガイド制作会社への問い合わせを行いましょう。多くの制作会社には「お問い合わせ」部分に入力フォームが設置されているので、導入施設等の情報を入力し、問い合わせを行います。

スマホ音声ガイド制作会社の「ミュージアムガイド」では、電話またはホームページから問い合わせが簡単に行えるほか、料金やブラウザのデザインテンプレート等も確認できます。ナレーターの音声サンプルが聞けたり、実際の導入事例も参考になるかと思います。

ミュージアムガイドの特徴
  • お客さまが自分のスマホで簡単に操作できる
  • 明確な料金設定(初期費用が無料で、月額18,000円〜と低価格)
  • 豊富なナレーターから、イメージに合わせた声を選ぶことができる
  • デザインテンプレートも豊富
  • 5ヶ国語まで対応
  • 拡散したくない情報はアクセスを制限することができる

ヒアリング 

お問い合わせ内容をもとに、導入する施設や紹介したい展示内容などについて確認をします。電話またはメールで、詳しい内容を制作会社がヒアリングします。

音声ガイドの作成範囲の決定 

まず「どの展示ポイントに音声ガイドを入れるか」を、決めるところからスタートします。
展示数が多い場合は、予算があれば問題ありませんが、ある程度数を絞り込んで、作成する音声ガイドの対象となる場所・作品等を選び、内容を検討します。

音声ガイドページのテンプレートを選ぶ 

音声ガイドページは、見た目・操作性などのデザインも重要です。アプリなどで最初から決まっている場合もありますが、音声ガイドページのデザインを選べる制作会社もあります。
展示内容・施設のイメージに合わせたデザインにすると、利用者にも良い印象を持ってもらえるでしょう。また、他施設との差別化もでき、施設のオリジナリティにも繋がります。

スマホ音声ガイドの「ミュージアムガイド」では、音声ガイドページを9種類のテンプレートデザインと、豊富なカラーから選べます展示したい用途や内容に合わせて選べるので、利用者にとって使い勝手の良い音声ガイドページにすることが可能です。
例えばテンプレート「Group」では、展示するテーマや作家、フロアなどのカテゴリーごとに分けて表示することができるようになっています。また展示品ごとの画像を大きく見せたい場合は「Separate」がおすすめです。これは1展示品につき1枚のwebページの仕様で、展示品ごとにQRコードを発行することも可能です。それぞれに特徴があります。

「ミュージアムガイド」の選べるテンプレートはコチラ

ナレーターを選ぶ 

展示内容や施設にあった印象のナレーターを選びます。

スマホ音声ガイドの「ミュージアムガイド」では、多くのナレーターから選ぶことができます。
所属しているナレーターは多く、日本語・英語・中国語・フランス語・韓国語など多言語に対応し、豊富な実績とキャリアを積んだ、プロのナレーターや声優を厳選しています。

作りたい音声ガイドの内容・言語に合わせて、画像や動画を入れたり、きめ細やかな対応ができるのもミュージアムガイドのポイントです。
ボイスサンプルも数パターンずつ準備しているので、イメージもしやすく、各ナレーターの過去の実績もナレーターページから確認できます。

「ミュージアムガイド」の選べるナレーターはコチラ

音声ガイドの原稿作成 

音声ガイドの原稿を作成します。原稿は、製作会社側が作成する場合と、施設側が作成する場合があります。

日本語原稿をもとに翻訳原稿の作成 

日本語の原稿をもとに、翻訳原稿の作成をします。
翻訳は別料金となる場合が多いですが、ネイティブスピーカーによって、細かいニュアンスなども伝えられるような翻訳原稿を作ることができます。

収録・音声データの作成 

ナレーターによる収録・音声データの作成を行います。選んだナレーターが、作成した原稿をもとに収録します。

一旦収録を終えたナレーションの「イメージが違う」とか「声のトーンが低すぎる」「読むスピードが速すぎる」といったことでのリテイクはできません。そのため、本収録に入る前に「テスト収録」として、少ない文字数で指名したナレーターに原稿を実際に読んでもらいます。
予めリクエストしたイメージに合っているか確認をして、イメージと異なる場合は、その時にナレーターに「もっとこうしてほしい」といった要望をすると良いでしょう。

翻訳版の収録・データの作成 

翻訳版を作成する場合には、翻訳版の収録も行います。

スマホ音声ガイド「ミュージアムガイド」では、日本語のほか、英語はもちろん中国語やフランス語なども収録が可能です。

納品 

納品スケジュールに沿って、選んだテンプレートに、画像や音声プレーヤー・展示ポイントの説明の入ったテキストが入ったページを制作し、納品します。

スマホ音声ガイド「ミュージアムガイド」の場合、制作期間は日本語原稿の文字数によって異なりますが、日本語のみで5000文字程度であれば2週間、多言語対応など、しっかりと作り込んだもので1ヶ月半〜2ヶ月程度が目安となります。

スマホ音声ガイドを運用する際のポイント 

QRコードをスマホで読み取る

ここまで音声ガイドの作成手順を解説しましたが、実際に施設に導入する場合はどのような取り組みが必要なのでしょうか?導入時のポイント3点について、解説していきます。

利用者への周知 

音声ガイドを新しく導入したことを、来場者にまず知ってもらうことが大切です。音声ガイドがあることで、さらに見学や体験が魅力的になることを伝えましょう

例えば

  • 展示内容の理解が深まる(作品や文化・時代背景など)
  • 音声ガイドで内容が理解できるので、見ることに集中できる
  • 施設の注意点や順路がわかるので、安心して見学できる

など、来場者にとって聞くことによるメリットを張り紙やパネル・ホームページのわかりやすい場所や観光ブック等で告知しましょう

来場者の目につく場所にQRコードアクセスコードを設置したり、来場時にチラシを配るなども効果的です。訪日外国人にも知ってもらえるように、各言語のパンフレットなどに挟むと、目に触れる機会も増えるでしょう。

作品に応じて音声ガイドコンテンツの削除・入れ替え・追加 

施設ではもちろん、作品の展示内容が変わる場合も多いですよね。
展示内容の入れ替えや追加をする場合も、スマホタイプの音声ガイドであれば、簡単に行うことができます。ネット上で行うことができるので、施設側の手間も少なくコンテンツの入れ替えや追加等を行えます。

利用者の行動をデータで分析可能

せっかく導入した音声ガイド。利用者が実際にどの部分をたくさん聞いたのかを知ることができれば、今後の施設発展のための情報収集をすることができます。

来場者の興味がある部分のコンテンツを増やすことにより、リピーターや新規の来場者が来てくれるきっかけとすることもできるかもしれません。

また、施設側でアンケートを準備していても、実際に書くのは手間に感じる利用者もいます。
スマホ音声ガイドの場合、PV数や音声の再生回数を毎月確認でき、人気のあるコンテンツや、そうでないものなどデータ分析することが可能で、施設運営にも役立てることができます。

スマホ音声ガイドで利用者の満足度がアップ!

音声ガイド(女性)

スマホ音声ガイドの作成・導入によるメリットは、たくさんあります。
現在、最大のメリットは、新型コロナウィルス感染拡大の防止対策となる点です。利用者自身のスマホを使用するため、専用機器で必要な消毒などの衛生管理が不要となります。またスタッフとの対応を最小限に抑えることで感染リスクの回避もできるといえるでしょう。

その他にも音声ガイドにより展示物への理解が深まることで、利用者の満足度を高めることができます

来場者にとって、更に楽しい施設となるよう、音声ガイドの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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